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離婚をするべきか悩んだら

離婚をするべきか悩んだら

離婚をすべきか悩んだとき

結婚生活では、結婚前には予想できないことが起こることもあるでしょう。恋人同士だったときには見えなかったり、隠していたりしたことや、結婚して家族になり一緒に暮らすことで発生するズレ、子どもの誕生や成長とともに生じる価値観の違い……。

離婚が頭によぎっても、“離婚”という言葉の重みから、親しい友人や両親、きょうだいにも相談しづらいものです。

ここでは離婚が頭によぎったときに、気持ちの整理をするための方法をお伝えします。

離婚したい理由を考える

現在の離婚したい気持ちを点数に表してください。離婚を決断した場合を100点とすると、何点でしょうか?

・離婚したい気持ち ____点/100点

次に、離婚を考える理由を具体的に紙に書き出してみます。性格の不一致という抽象的なものではなく、「すぐに怒る」「無駄遣いが激しい」「お酒を飲むたびに暴言を吐く」など、具体的なものを書き出してみましょう。

時間をかけても意味がありませんので、2分程度で十分です。思いついたことを直感的に書いていきます。そして、書き出した理由のうち、重要だと思うものを3つ選びます。

選んだ3つの理由について、なぜ離婚したい理由と考えたのかをそれぞれ書き出します。さらに、その理由についての反論や対応策を書き出してみます。これは第三者的な立場で考えてみてください。

最後に、離婚したい理由と考えることについて、自分の考えを改めて書き出してみましょう。

例えば、離婚したいと考える理由に夫の「無駄遣いが激しい」を選んだ場合、その理由に以下の3つがあるとします。

  • 収入が多くないのに、無駄遣いされて家計が苦しい
  • 子どもの教育費が払えないリスクがある
  • 私(妻)のお小遣いが全くなく不公平だ

次に、「無駄遣いが激しい」ことに対する反論や対応策を書き出してみます。「無駄遣いが激しい」が離婚したいと考える3つの理由に対応させても、させなくてもOKです。あくまでも気持ちの整理のために行うものですから、論理的である必要はありません。

  • 仕事上の付き合いでやむなくゴルフや飲食をしているだけだ
  • 家計簿をつけて、夫の使う金額が多いことを自覚してもらう
  • 私もたまにはプチ贅沢をしてみる

最後に検討結果、つまり離婚に向かわせる深刻度について書いてみます。これを離婚したい理由として選んだ、残りの2つについても行います。

離婚したい理由 選んだ理由 反論・対応策 検討結果
①無駄遣いが激しい 収入が多くないのに、無駄遣いされ家計が苦しい 仕事上の付き合いでやむなくゴルフや飲食をしているだけだ
子どもの教育費が払えないリスクがある 家計簿をつけて、夫の使う金額が多いことを自覚してもらう
私のお小遣いが全くなく不公平だ 私もたまにはプチ贅沢をしてみる

離婚したくない理由も考えてみる

今度は、逆に離婚したくない理由を思いつく限り書き出してみます。これも2分程度です。次に、書き出した理由のうちから、上位3つを選びます。

選んだ3つについて、なぜ離婚したくない理由と考えたのかをそれぞれ書き出します。さらに、離婚したくない理由についての反論や対応策を書き出してみます。これは第三者的な立場で考えてみてください。

最後に、離婚したくない理由と考えることについて、自分の考えを改めて書き出してみましょう。

離婚したくない理由 選んだ理由 反論・対応策 検討結果
①まだ結婚してから年数があまり経っていない 結婚して3年ぐらいなので、まだやり直せる可能性あり 3年も一緒に暮らすと、相手の本質が分かるもの
決断をするにはまだ早い 離婚するのに、結婚期間は関係ない
相手が変わる可能性があるかもしれない 別の人生をやり直す可能性をつぶしたくない

このように「離婚したい理由」と「離婚したくない理由」について、紙に書き出して検討してみると、気持ちの整理ができるのではないでしょうか。

最後は夫に対する気持ちを確認

最後は、夫への気持ちを考えてみましょう。結婚したとき、夫に対してどのような気持ちを持っていましたか?少し照れ臭いですが思い出して、現在の夫に対する気持ちを書き出してみます。そして、どうして気持ちが変化したのか、少し考えてみましょう。

夫について 結婚したとき 現在 結婚時と現在で変化した理由
長所(尊敬するところ)
短所(苦手なところ)

結婚生活でいろいろな出来事があったと思いますが、一番楽しかったことはどんなことでしょうか?
・一番楽しかったことは _____________

夫に感謝していることがあれば、どのようなことでしょうか?
・感謝していることは ______________

以上を書き出してみると、今の自分の気持ちがどのようなものか分かるのではないでしょうか。

そのうえで再度、絶対に離婚する!という場合を100点とすると、何点になるでしょうか?
・離婚したい気持ち ____点/100点

離婚の意思が変わらなければ弁護士に相談を

今回ご紹介した方法で気持ちの整理をしてみたけれど、離婚の意思が変わらないという方は一度弁護士に相談してみてはいかがでしょうか?

弁護士に相談すると、すぐに離婚裁判をイメージするかもしれません。しかしながら、相談される方の気持ちに寄り添いながら、ともに解決策を見つけ出すことが弁護士の役割でもあります。

離婚したほうが良いのか、離婚の支障となるものは何か、離婚に要するおおよその時間や離婚後の生活などについて、弁護士と一緒に考えていきましょう。

相談者にとって一番よい選択にたどりつくことが、弁護士にとっての喜びでもあるのです。

主な対応地域

【愛知県】丹羽郡扶桑町、丹羽郡大口町、犬山市、江南市、小牧市など

【岐阜県】各務原市、可児市、美濃加茂市など

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