弁護士法人こじま法律事務所

KOJ IMA LAW OFFICE

離婚・男女問題 2024.7.27

調停離婚とは

こじま法律事務所~コラム

夫婦間の話し合いで離婚ができない場合や、離婚条件について合意できない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることを検討します。

 

家庭裁判所が「話し合い」の場に

離婚調停は、家庭裁判所で夫婦双方の話し合いにより離婚や離婚の条件を決める方法です。調停委員を通じて離婚などの話し合いをするので、夫婦間で話が進まない場合でも離婚などに向けて進展することが期待できます。

 

離婚以外にも、子どもに関すること(親権者の指定、面会交流、養育費)、お金に関すること(財産分与、年金分割の割合、慰謝料)に関する問題も一緒に話し合うことができます。

 

離婚」と「円満」、2つの調停

離婚調停は夫婦関係の調整を行うものですが、離婚とは逆に、夫婦関係を円満にすることを求めて調整することもできます。

 

離婚を求める場合は「夫婦関係調整調停(離婚)」と言い、円満な夫婦関係を目指す場合を「夫婦関係調整調停(円満)」と言います。

 

円満調停で離婚の合意をすることは可能ですし、離婚調停で円満な方向で合意することも可能です。

 

離婚調停の申立方法は

家庭裁判所に調停申立書などとともに、収入印紙、郵便切手を提出します。郵送でも持参でも構いませんが、訂正をする場合もあるので持参した方がよいでしょう。

 

【申立時に必要なもの】

・夫婦関係調整調停申立書

・夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)

・年金分割のための情報通知書※年金分割割合についての申立てが含まれている場合

・収入印紙1200円分

・郵便切手※金額は裁判所によって異なります。

 

■離婚調停の申立先と調停の流れ

申立先の家庭裁判所

相手が住んでいる場所を管轄する家庭裁判所に申し立てます。例えば、丹羽郡扶桑町であれば、名古屋家庭裁判所一宮支部、小牧市であれば名古屋市にある名古屋家庭裁判所、各務原市であれば岐阜家庭裁判所になります。

離婚調停の詳しい流れにつきましては、こちらのページをご覧ください。

 

裁判所の管轄は、裁判所のホームページでも確認できます。

・愛知県の場合はこちら

・岐阜県の場合はこちら

 

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よくいただくご質問をまとめました

(主な経歴)

愛知県犬山市出身
1977年生まれ

愛知県立犬山南高校卒業
立命館大学法学部卒業
立命館大学法科大学院修了

弁護士登録 2010年
愛知県弁護士会所属

プロフィール写真
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小嶋道明

大学卒業後、愛知県内の信用金庫に勤務をしましたが、弁護士になる夢を捨てきれず、司法試験に挑戦。司法試験に複数回挑戦した後、法科大学院を経て32歳のときに合計6回目の挑戦で合格することができました。そして、岐阜市の法律事務所で弁護士としての第一歩を踏み出しました。

法律事務所では、離婚事件や労働事件、刑事事件など、さまざまな事件を扱いました。

その後、メーカーや専門商社に企業内弁護士として勤務し、契約書の審査や社内のコンプライアンス研修などを行いました。企業内弁護士としての生活は、上司や同僚にも恵まれ、安定していました。

ただ、一度の人生を悔いのないものにしたいと一念発起し、生まれ育った犬山市に法律事務所を開設しました。開業後もさまざまな人や会社とのご縁がありました。令和3年3月に事務所を扶桑町に移転しましたが、扶桑町・大口町・江南市・犬山市等の地域の皆さまに支えられ現在に至っています。地域の皆さまに法的トラブルが降り注いでも、弁護士として前向きになれるような活動を行い地域の皆さまの役に立つ存在でいたいと考えてます。

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